2020.02.07ゲストに感謝が伝わる結婚式の席札メッセージとは?書き方のコツと例文もご紹介♪

ゲストに感謝が伝わる結婚式の席札メッセージとは?書き方のコツと例文もご紹介♪

今や結婚式の定番の演出になっている、席札メッセージ。
忙しいふたりに代わって
直筆のメッセージで伝える感謝の気持ちは
ゲストにとってもステキなおもてなしになります♪

でも、ゲスト全員に書くとなると、
内容もかぶってしまいがちになったり
何から書いたらいいのかわからない!という人も多いはず。
そこで今回は、ゲストに感謝の気持ちが伝わる
結婚式の席札メッセージの書き方のコツと
ゲスト別の例文もご紹介していきますね。


◇席札とは?
席札とは、披露宴でゲストが座る席に置いておく名札のこと。
名刺サイズのふたつ折りの大きさが一般的で
中面や裏面の空いたスペースにメッセージを書き入れます◎
ゲストが着席して一番最初に目にするカードだから
来てくれた感謝の気持ちを伝えるには最適です!

◇席札メッセージの書き方のポイント
席札メッセージを書く際にも
マナーがあるのを知っていますか?
書く際に気をつけたい注意点や
書き方のポイントをチェックしていきましょう!

1.句読点や忌み言葉、重ね言葉に注意
招待状や席次表と同じで、
・「離れる」「絶える」「帰る」など不幸や不吉、別離を思わせる忌み言葉
・お祝い事に終止符を打つという意味になる「、」や「。」の句読点
・再婚を思わせる「いろいろ」「わざわざ」などの重ね言葉
は、避けるのがマナーです◎
席札メッセージでは特に句読点に気をつけて
2行目以降の文頭の一字下げもしないのが一般的。
空白や段落を調整して読みやすくなるように心がけましょう。

▶「忌み言葉」について、くわしくはこちらの ブログ をチェック


2.メッセージ量のバランスに気をつけて
家族や仲のよい友人、同僚へのメッセージはたくさん書けても
交流の少ない親戚や会社の上司へのメッセージは
淡白になりがちですよね。
メッセージを読むタイミングはみんな一緒なので
メッセージ量に明らかな差があると
「自分へのメッセージは少ない」と
ゲストをがっかりさせてしまう可能性も!
特に同じテーブル同士はメッセージを見せ合う可能性も考えて
メッセージ量のバランスに注意しましょう。


3.文字は、はっきりと読みやすい色で
ペンは黒または紺の読みやすい色で書くのがマナーです。
油性やゲルインクのボールペン、油性ペン、万年筆がおすすめ。
予備の席札に試し書きをして、インクがにじまないものを選びましょう。
※ハッピーリーフの席札は油性ペンであれば問題なく記入が可能です


4.席札メッセージの基本構成は?
席札メッセージの構成は、
「感謝の言葉」→「ゲストとの思い出やエピソード」→「結びの言葉」が基本です。
それぞれ一文ずつを目安に構成に沿って書くことで
メッセージ量のバランスも均等になります◎

まず一文目は、結婚式に来てくれてありがとう
いつもありがとうなどの「感謝の言葉」。
次に、「ゲストとの思い出やエピソード」を振り返り
今まで言えなかったこと、伝えたいことなどを書きます。

最後に「結びの言葉」で
今後も変わらず付き合っていきたいという願いや
結婚式を楽しんで欲しい旨を伝えましょう。


◇ゲスト別の例文をご紹介
それでは具体的に、どんな内容にすればいいのかを
ゲストごとに例文をご紹介していきますね♪

■主賓ゲストへ
仕事の上司や恩師など、主賓ゲストへのメッセージは
今の自分がいる感謝の気持ちや
これからの仕事に対する思いなどを
丁寧な言葉で伝えましょう。

【例文1】
本日は私たちの結婚式にご出席くださり
ありがとうございます
入社以来 熱心にご指導していただき
本当に感謝しております
今後もより一層 業務に励んでまいりますので 
どうぞよろしくお願いいたします

【例文2】
卒業後も常に気にかけていただき感謝しています
〇〇先生に厳しくもあたたかくご指導いただいたからこそ
ここまで成長することができました
結婚後は人生の先輩としてご指導のほど
どうぞよろしくお願いいたします


■上司や先輩へ
上司や先輩へのメッセージは
職場での感謝の気持ちや、ゲストの仕事に対する姿勢で
尊敬しているところなどを盛り込むのがおすすめです。

【例文1】
本日はご多用の中ご出席いただきまして
本当にありがとうございます
常に周りを気にかけ チームを引っ張ってくれる〇〇課長は
私の理想の上司です
引き続きご指導ご鞭撻のほど よろしくお願いいたします

【例文2】
本日は遠いところお運びいただきまして
ありがとうございます
◯◯先輩には仕事でもプライベートでも
相談にのっていただき 本当に感謝しております
結婚後も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願いいたします


■友人へ
友人へのメッセージは
いつも支えてもらっていることへの感謝の気持ちや
一緒にいた中で起こった笑えるエピソードなど
楽しかった記憶を元にコメントを書きましょう。

【例文】
今日は遠いところ出席してくれて 本当にありがとう
結婚したら隣同士に住もうなんて話していた高校時代が
すごく懐かしいです
ずっと変わらず仲良くしてくれてありがとう
これからもよろしくね


■親戚(祖父母・おじおば・いとこ)へ
親戚へのメッセージは
ゲストが自分に与えてくれた影響
相手の印象、幼いころのエピソードなどを盛り込みましょう。

【例文】
本日はご出席いただきありがとうございます
私の結婚を自分のことのように喜んでくれたおじさんに
花嫁姿を見てもらえることを楽しみにしていました
きっと式中もお酒をたくさん飲んでいると思うけれど
ほどほどにね
後で一緒に写真撮ろうね


■子供ゲスト(甥や姪)へ
子供のゲストには、大きめの文字で
わかりやすい言葉づかいを心がけましょう。
小学生までは画数の多い漢字は避け
年齢によっては全部ひらがなにしてあげると親切です◎

【例文】
けっこんしきではフラワーガールをしてくれて
ありがとう
〇〇ちゃんにはとくべつなごはんをよういしたよ!
ケーキもあるからたくさん食べてね
またいっしょにゲームしようね


■両親、兄弟姉妹へ
両親や兄弟姉妹へは、日頃は言えない感謝の気持ちや
忘れられないエピソード、未来への決意などがおすすめ。
両親へのメッセージは花嫁の手紙もあるので
席札ではあまりしんみりとなりすぎず
内容がかぶらないようにしましょう♪

【例文1】
いつも気にかけてくれるお兄ちゃん
結婚できるのか?なんていつも言っていたよね
心配かけたけれど無事に今日を迎えることができました
ムービー手伝ってくれてありがとう
お兄ちゃんに負けない素敵な家庭を作ります

【例文2】
結婚式の準備手伝ってくれてありがとう
今日はお母さんへ日頃の感謝を伝えるために
〇〇さんとふたりで頑張ってきたよ
ハンカチの準備はいい?
お色直し後もたくさん写真撮ろうね


ゲストに感謝の気持ちが伝わる
結婚式の席札メッセージの書き方のコツと
ゲスト別の例文をご紹介しました!

ゲストの人数が多く、時間がない場合は
同じメッセージを印刷することも可能ですが
ゲストにとっても嬉しいおもてなしになるため
手書きでのメッセージがおすすめです。

一人ひとり書くのは大変ですが
心を込めて感謝の気持ちを伝えましょう♪


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