頭語・結語
結婚式の招待状の冒頭は頭語で始め、末尾は結語で締めくくります。一般的には「拝啓・敬具」となりますが、より丁寧な場合には「謹啓・謹白」または「謹啓・敬白」を使用します。
「頭語・結語」にはペアがあるので、正しい組み合わせを使用しましょう。
また、結語の文字の間は1文字分スペースを空けると、末広がりの意味をもつと言われています。
時候の挨拶
時候の挨拶は、招待状を出す(手渡しまたは投函する)月のものを記載します。
1月 | 初春の候・新春の候・迎春の候・厳冬の候・降雪の候・冷雨の候・仲冬の候 |
2月 | 立春の候・春寒の候・向春の候・春雪の候・晩冬の候・梅花の候・紅梅の候 |
3月 | 早春の候・春分の候・春風の候・春色の候・春陽の候・麗日の候・仲春の候 |
4月 | 春暖の候・春風の候・春粧の候・春眠の候・陽春の候・麗春の候・桜花の候 |
5月 | 新緑の候・藤花の候・葉桜の候・陽光の候・万緑の候・青葉の候・若葉の候 |
6月 | 初夏の候・向暑の候・入梅の候・梅雨の候・長雨の候・小夏の候・立夏の候 |
7月 | 盛夏の候・大暑の候・仲夏の候・烈暑の候・炎暑の候・厳暑の候・極暑の候 |
8月 | 晩夏の候・暮夏の候・焼夏の候・立秋の候・残暑の候・残夏の候・納涼の候 |
9月 | 初秋の候・新秋の候・爽秋の候・秋色の候・秋分の候・秋霜の候・涼風の候 |
10月 | 仲秋の候・秋晴の候・秋涼の候・秋麗の候・秋月の候・清秋の候・紅葉の候 |
11月 | 綿秋の候・暮秋の候・季秋の候・霜秋の候・深秋の候・菊花の候・立冬の候 |
12月 | 初冬の候・霜夜の候・極月の候・歳晩の候・明冷の候・霜寒の候・新雪の候 |
差出日
差出日は招待状を出す(手渡しするまたは投函する)日です。
縁起の良い日に送った、ということを示すため「○年○月吉日」と記載します。【例】2020年8月に発送予定の場合→2020年8月吉日
「出欠返信日」と年月日の書き方は統一しましょう。 【例】20○○年/令和○○年
差出人
差出人は、結婚式の主催者の名前を記載します。
日時
結婚式の日付、受付開始時間、開始時間を記載します。
場所
会場の場所を記載します。
出欠返信日
出欠返信日は結婚式の約1か月前の「大安」または「友引」の日に設定しましょう。